部屋に飾るためだけに、ウイスキーを買った日

ウイスキー


最近、スーパーで見つけたお惣菜のネーミングに本気を感じた。

『じっくり煮込んだ母の味』という肉じゃがに、
「いや、母じゃなくてバイトの学生さんが作ったやつでしょ」と
ツッコミながらカゴに入れた午後。

その夜、
僕は静かに──惹かれた。

「部屋に飾るためだけに、ウイスキーを買った日」

まさか、自分がウイスキーを買うなんて
思ってもいなかった。

だって僕、飲めないし・・・
香りもちょっと苦手・・・。

でも、出会ってしまったんだ。

**白州 STORY OF THE DISTILLERY**

緑のボトルに金の文字。
角ばったラベルに、ただならぬ重み。

お酒としてではなく──
「オブジェとして我が家に迎えたい」

そんな衝動が、
レジへと僕を押し出した。

「香りは苦手。でも、ラベルには物語があった」

家に持ち帰ってすぐ、
キッチンのテーブルに置いてみた。

娘:「なにこれ!初めて見た!」
妻:「また変なの買ってきて・・・。」

でも、数秒後。

妻:「・・・なんか、いいね。」

娘:「これ、私の部屋に飾っても使っていい?」

・・・まだ開けてもいないし、
飾るのは僕の部屋だよね!

「誰かに勧められたわけじゃない。 ただ、惹かれた。」

ウイスキーって、
“飲んでなんぼ”“酔ってなんぼ”
だと思っていた。

でも、
飲めなくても、
香りに酔えなくても、

**見ただけで“何か”が動いた。**

それってもう、
恋なんじゃないか。

「いつか、このボトルを誰かに勧める日が来るなら」

僕は今、ウイスキーを1本だけ持っている。
それが
「白州 STORY OF THE DISTILLERY」。

僕の机の上に飾って、
毎日眺めて、
たまに妻に「それ、いくらだったの?」と聞かれて、
ゴニョゴニョする生活。

だけど、
この1本が僕の“投資”の第一歩だと思っている。

飲めなくても、伝えられる。
味がわからなくても、
「惹かれた理由」は語れる。

「そして今日も、ボトルと語り合う」

夕飯後、娘が
「あのウイスキー、学校の自由研究にするね!」(本気かっ!!)
ボトルにメモを貼りはじめた。

内容は、
「観察1日目:変化なし」

・・・当たり前だろ。

でも、
僕も内心では同じことを思っている。

**変化はないけど、静かに愛おしい。**

そんな1本との暮らしが、
僕の新しい日常になりつつある。

【AGのひとこと】

香りも味もわからない。
でも、惹かれた。

それが「白州 STORY OF THE DISTILLERY」。

もし、あなたの部屋にも
“静かに語りかけてくるボトル”が欲しいなら──
この1本、悪くないかもしれません。

AGでした。


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